私がカナダを出る日まで

カナダ・ノースバンクーバー在住。いつか違う国で暮らせる日を夢見てます。ありのままの日々の生活をアウトプット。

春の兆し

ここ数日バンクーバーは晴天です。ついに雨季が終わったのかな。

自転車屋さんへ向かうところ。久しぶりのキラキラの日差し。

バンクーバーの雨季は例年9月~3月頃まで、一年の半分は雨季。海外旅行や日本への帰省はだいたいこの雨季に行くことにしていて、少しでも太陽の光を求めがちです。

日本の冬は本当に気持ちがいい。

逆にバンクーバーの夏はこの半年間の鬱屈とした期間をすっかり忘れさせるほど過ごしやすく快適です。毎年信じられないくらいあっさりと長い嫌な雨季を忘れてしまい、最高だ~と何をするわけでもなくただ自転車で出かけて海辺でぼんやり座ってるだけでだいたい夏が終わります。何かをしようとするとお金がかかるので、特に計画も立てずじまいです。そしてまた鬱期の到来、その繰り返し。

 

今年はそんな状況を少し変えたいと思っています。

年々信じられない勢いで全てが高くなっていくバンクーバー。10年前とはまるで違う感覚。カナダに来て以来ド貧乏になった私は、必要最低限の物だけに出費をし欲望を抑制し続けた結果、すっかり貧乏性になってしまいました。

これ結構しんどい。

お金を使うことに恐怖心と罪悪感を感じます。出費が怖くてどこにも行きたくない、何もしたくない、何かしてもいつもお金のことが脳裏によぎって心から楽しめない。どんどん自分を制限して楽しんでる人たちを見ても私はそれが出来る立場にいないと自分に言い聞かせて自己肯定感も常に下げ続けるというパラドックス

日本にいた頃は自分にご褒美といいつつ旅行やくだらないおもちゃにお金を費やして幸せだったなぁと今ではそれが同じ自分自身とは思えないくらい。

今年は、そんなネガティブな思考を取り払うべく自分の欲しいもの・したい事を正直に自分に問いかけ、出来ることから実践して行くようにしています。

例えば我慢していたお店で買うコーヒー。たまにならいいじゃんと買ってみたり。

スキンケアがしたいと思えば、これまでは価格重視で手作りもしてたけど本当に気に入った商品を買ってみたり。

そして買った後も自分を責めない。買った言い訳を考えたりせずただ楽しむことに徹する。そんな簡単な取り組み。贅沢したい訳じゃないんだけど、ここまで自分を追い込み続けるって自分自身も周りの人も全然幸せじゃないってようやく気付けたのと、そこに気づけるくらいには生活が落ち着いたので。でも変わるって大変です。

そしてこの夏は少し大きな買い物をしたいと検討しています。それは電動自転車。

週末には試乗に行ってみたり、ネットで色々検討中です。我が家は海から近く、坂の下にあります。自転車は大好きだけど出不精なので、常になるべく平たい道のりを探してばかりの行動範囲にもおさらば出来そう。

今日もいい天気だったので散歩がてら自転車屋さんへ見てきました。カフェラテ片手に。旧型がセールになってるので、買い時かな。どんどんと進化してスマートシステム搭載型が今後は主流になっていくんだろうなぁ。

 

今年は夏を謳歌出来るよう今から計画的に準備をしてしておかなければ!と今は意気込んでます。この意気込み持続しますように。